
相続した実家、すぐ売るべき?|前橋市の空き家・相続相談

相続した実家、すぐ売るべき?|前橋市で考える「売却・賃貸・管理」の選択肢
相続した不動産は、必ずしもすぐに売却しなければならないわけではありません。大切なのは、現在の状態と将来の負担を整理し、ご家族に合った出口を選ぶことです。
親御様が住んでいた実家を相続したものの、「何から始めればよいのか分からない」というご相談は少なくありません。
思い出のある家だから残しておきたいという気持ちがある一方で、遠方に住んでいて管理が難しい、固定資産税や修繕費がかかる、家族の意見がまとまらないといった現実的な問題もあります。
今回は、相続した実家について考えられる「売却する」「賃貸として活用する」「当面は管理する」という3つの選択肢をご紹介します。
最初に確認したい4つのこと
1.誰が所有するのか
まず確認したいのは、誰が不動産を相続するのか、名義や権利関係がどのようになっているのかという点です。
複数の方で共有する場合は、売却、賃貸、修繕、解体などを進める際に、関係者での話し合いが必要になります。将来のトラブルを防ぐためにも、相続人同士で不動産をどのように扱いたいのか、早めに意向を確認しておくことが大切です。
名義変更や相続手続きについて分からないことがある場合は、司法書士や税理士などの専門家へ確認しながら進めましょう。
2.建物はどのような状態か
長期間住んでいない住宅は、外から見ただけでは分からない傷みが進んでいる場合があります。
- 雨漏りや屋根の傷み
- 外壁のひび割れ
- 床や柱の傾き
- 給排水設備の故障
- シロアリ被害
- 庭木や雑草の状態
- 建物内に残された家具や荷物
- 車庫や物置などの付属建物
建物の状態によって、そのまま売却できるのか、修繕して賃貸にできるのか、解体を検討した方がよいのかが変わります。
3.所有を続けると、どのくらい費用がかかるか
空き家であっても、所有している間は固定資産税、火災保険、庭木や雑草の手入れ、建物の修繕、定期的な清掃や換気、現地までの交通費などがかかります。
毎月の支出が少なく見えても、数年間所有を続けると負担が大きくなることがあります。今後住む予定がない場合は、1年間、3年間、5年間所有した場合の費用を整理してみることが大切です。
4.将来、ご家族が使う可能性はあるか
現在は空き家でも、将来ご家族が住む予定がある場合は、すぐに売却しない方がよいこともあります。
一方で、「いつか子どもが使うかもしれない」と考えていても、具体的な時期や利用予定が決まっていない場合は、管理費や修繕費だけがかかり続けてしまうことがあります。
- 誰が使う予定なのか
- いつ頃から使うのか
- 使用するために、どのくらい修繕が必要なのか
- それまで誰が管理するのか
選択肢1 実家を売却する
今後ご家族が住む予定がなく、管理や費用の負担を減らしたい場合は、売却が有力な選択肢になります。
建物を残したまま売却する
建物が使用できる状態であれば、中古住宅として売却できる可能性があります。建物内の荷物や修繕の必要性について、売却条件を調整しながら販売できる場合もあります。
古家付き土地として売却する
建物が古く、そのまま使用することが難しい場合でも、古家付き土地として販売する方法があります。購入者が建物の利用や解体を判断できるようにする方法です。
解体して土地として売却する
建物を解体し、更地にしてから販売する方法です。購入希望者が新築後の計画を立てやすくなる一方、売却前に解体費用が必要になります。
不動産会社へ直接売却する
できるだけ早く整理したい場合は、不動産会社による直接買取も選択肢になります。仲介より価格は低くなる傾向がありますが、購入希望者を探す期間を短縮しやすく、建物や残置物の状態についても相談しながら進められる場合があります。
※当社の直接買取には対応エリアと物件条件があり、所在地や物件の状態などによってはご提案できない場合があります。現地調査と査定後にご案内します。
売却では、価格だけでなく、売却までの期間、必要な費用、片付けなどの負担まで含めて比較することが大切です。
選択肢2 賃貸住宅として活用する
立地や建物の状態によっては、修繕を行い、戸建賃貸として活用できる場合があります。賃貸として活用することで、実家を手放さずに家賃収入を得られる可能性があります。
一方で、想定家賃だけで判断するのは注意が必要です。
賃貸活用で考えたい費用と負担
- 室内や設備の修繕費
- 給湯器やエアコンなどの交換費
- 入居者募集の費用
- 賃貸管理費
- 入居中の修理費
- 退去後の原状回復費
- 空室期間中の維持費
- 庭木や外構の管理
「貸せるかどうか」だけでなく、「必要な修繕を行ったうえで、無理なく賃貸経営を続けられるか」を確認することが大切です。
選択肢3 当面は空き家として管理する
ご家族の気持ちの整理や遺品整理に時間が必要な場合は、すぐに売却や賃貸を決めず、一定期間は空き家として管理する方法もあります。
無理に結論を急ぐ必要はありませんが、何もしないまま放置することと、方針を決めるまで適切に管理することは異なります。
人が住まなくなった住宅では、換気や通水の機会が減り、建物の傷みが進みやすくなります。また、次のような問題が起こることもあります。
- 雨漏りや設備故障の発見が遅れる
- 雑草や庭木が伸びる
- 郵便物がたまる
- 害虫や小動物が入り込む
- 不法投棄や無断侵入
- 強風で屋根材や敷地内の物が飛散する
- 近隣へ迷惑をかけてしまう
当面所有を続ける場合は、定期的な換気、通水、郵便物の確認、庭木や雑草の手入れ、建物の点検が必要です。遠方にお住まいで現地へ通うことが難しい場合は、空き家管理サービスを利用する方法もあります。
売却・賃貸・管理を同じ基準で比較する
「売却価格がいくらか」だけではなく、それぞれに必要な費用と負担を並べて比較することが大切です。
| 比較する項目 | 売却 | 賃貸 | 管理 |
|---|---|---|---|
| 今後の収入 | 売却代金 | 家賃収入 | 原則なし |
| 主な費用 | 仲介・登記・測量・解体など | 修繕・募集・管理・設備交換など | 税金・保険・管理・修繕など |
| 手続きや手間 | 売却完了まで必要 | 賃貸中も継続 | 所有中は継続 |
| 将来の利用 | できない | 契約終了後に検討可能 | 必要なときに利用可能 |
| 主な注意点 | 売却価格と時期 | 空室・修理・入居者対応 | 建物の劣化・維持費 |
売却と賃貸を同時に確認するW査定
売却だけ、賃貸だけの情報では、どちらが適しているか判断しにくいことがあります。
ピタットハウス前橋店ワンライフでは、売却した場合の査定価格と、賃貸として活用した場合の想定家賃や収支を同時に確認する「W査定」に対応しています。
売却価格、想定家賃、必要な修繕、維持費、管理の負担などを並べることで、ご家族で話し合うための具体的な材料ができます。
査定を受けたからといって、すぐに売却や賃貸を決める必要はありません。まずは現在の不動産の価値と、考えられる選択肢を知ることが、今後の方針を考える第一歩になります。
空き家にも、必ず出口を。
最初から売却だけに決めつけず、売却・賃貸・管理という選択肢を一緒に整理します。
相続した実家には、ご家族の思い出と、それぞれの事情があります。
ピタットハウス前橋店ワンライフでは、相続不動産、空き家・空き地の管理、仲介による売却、直接買取、賃貸活用まで、一つの窓口でご相談いただけます。
「まだ家族で話し合えていない」「売るか残すか決められない」「何を確認すればよいか分からない」という段階でも構いません。大切な不動産の今後について、一緒に選択肢を整理していきます。
前橋市の相続不動産・空き家相談
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