
群馬・前橋・高崎で考える防災に強い賃貸住宅|住まい選びと災害への備え

防災の日をきっかけに|群馬で考える「災害に備えた住まい選び」
地震や台風、集中豪雨、落雷、停電など、住まいに関わる災害はいつ起こるか分かりません。防災の日をきっかけに、日頃の備えだけでなく、「災害に備えた住まいを選ぶ」という視点についても考えてみませんか。
9月1日は「防災の日」です。
群馬県は海に面していないため津波への心配は少ない地域ですが、河川の氾濫、内水による浸水、土砂災害、強風、落雷、停電など、地域ごとに異なる災害リスクがあります。
群馬県内のハザードマップには、大雨、地震、噴火などによる被害想定や避難場所が掲載されています。まずは、現在住んでいる地域や、これから住もうと考えている地域の情報を確認しておくことが大切です。
群馬県内にも「防災を意識した賃貸住宅」があります
最近では、賃貸住宅にも防災や停電対策を意識した設備が採用されるようになっています。
例えば、群馬県内でも太陽光発電を備えたZEH仕様の賃貸住宅が募集されています。
ZEHとは、断熱性能を高め、省エネルギー設備と太陽光発電などを組み合わせることで、住宅で使用するエネルギーの収支を実質的にゼロへ近づけることを目指した住宅です。
断熱性能が高いため、夏の暑さや冬の寒さの影響を受けにくく、日常の光熱費を抑えやすいという特徴があります。
また、一部の太陽光発電付き賃貸住宅では、停電時でも晴れた昼間であれば、非常用コンセントから一定量の電気を使用できます。携帯電話の充電や情報収集など、災害時の最低限の電源確保に役立つ可能性があります。
実際に群馬県内でも、停電時に晴れた昼間であれば、非常用コンセントから最大1,500Wまで使用できる仕様のZEH賃貸住宅が紹介されています。
太陽光発電があれば、停電時も必ず安心とは限りません
注意したいのは、太陽光発電設備があるだけで、停電時に普段と同じように電気を使えるとは限らないことです。
停電時に電気を使用するためには、自立運転機能や非常用コンセントが必要です。また、太陽光発電だけの場合、基本的には発電できる昼間に限られます。
夜間や悪天候時にも電気を使うためには、発電した電気をためておく蓄電池が必要になります。
物件を探すときの確認ポイント
- 停電時に使用できる非常用コンセントがあるか
- 使用できる電力量はどの程度か
- 自立運転への切り替え方法
- 蓄電池が設置されているか
- 非常用設備が各住戸用か、共用部分用か
物件によって設備や使用条件は異なります。「太陽光発電あり」という表示だけで判断せず、入居前に不動産会社や管理会社へ確認しておくと安心です。
「防災に強い賃貸住宅」は設備だけでは判断できません
災害に備えた住まいを選ぶ際は、太陽光発電や蓄電池だけでなく、「建物」「立地」「設備」「管理体制」をあわせて確認することが重要です。
1.建物の構造や状態
建築された時期、耐震性能、建物の構造、外壁や屋根の状態などを確認します。
鉄筋コンクリート造だから必ず安心、木造だから弱いと単純に判断するのではなく、建築時期や構造、建物の維持管理状況も含めて見ることが大切です。
2.物件がある場所の災害リスク
同じ前橋市内でも、河川との位置関係、土地の高さ、周辺道路の状況などによって、浸水リスクや避難方法は異なります。
- 洪水による浸水想定
- 内水氾濫の可能性
- 土砂災害警戒区域
- 指定避難所の場所
- 避難所までの経路
- 大雨時に通行しにくくなる道路
ハザードマップに色が付いていない場所でも、災害が絶対に起こらないという意味ではありません。現地の高低差や側溝、周辺道路の様子も確認することが大切です。
3.停電や断水への備え
防災を意識した賃貸住宅では、太陽光発電、蓄電池、非常用コンセント、共用部分の非常用照明、防災備蓄倉庫、貯水設備、シャッターなどが備わっている場合があります。
すべてが備わっている物件は多くありませんが、自分や家族にとって何を優先するかを考えておくと、住まいを選びやすくなります。
4.管理会社の対応体制
災害発生時には、建物の設備だけでなく、管理会社や所有者の対応も重要です。
緊急時の連絡先が明確になっているか、共用部分が日頃から点検されているか、台風や大雨の前後に注意喚起や建物確認が行われているかも、安心して暮らすためのポイントです。
現在お住まいの方に確認していただきたいこと
防災性能の高い住宅でも、日頃の備えが必要であることに変わりはありません。
- 飲料水や非常食
- 懐中電灯
- 携帯電話の充電手段
- 常備薬
- 非常用持ち出し袋
- 家族との連絡方法
- 避難場所と避難経路
ベランダや共用廊下に物を置いている場合は、強風で飛ばされたり、避難の妨げになったりする可能性があります。植木鉢や物干し用品などは、台風や強風が予想される前に室内へ移動させましょう。
雨漏りの兆候、窓や雨戸の不具合、外壁や設備の異常などに気づいた場合は、被害が大きくなる前に管理会社や所有者へ連絡することも重要です。
オーナー様・空き家所有者様にも防災の視点を
人が住んでいない空き家は、建物の異変に気づくのが遅れがちです。
雨どいの詰まり、屋根や外壁の傷み、庭木の越境、窓や雨戸の破損、敷地内の飛散しそうな物などを放置すると、災害時に周囲へ影響が及ぶことがあります。
特に遠方にお住まいの場合は、定期的な見回りや、大雨・台風の後に現地を確認できる体制を整えておくと安心です。
賃貸住宅のオーナー様にとって、太陽光発電、蓄電池、防災備蓄、停電対策などは、入居者の安心だけでなく、物件の特徴や選ばれる理由の一つにもなります。
すべての物件へ大規模な設備を導入する必要はありません。共用部分の点検、飛散物の整理、緊急連絡先の周知など、現在の建物でできる対策から始めることも大切です。
住まい選びに「防災」という基準を
これまでの賃貸住宅探しでは、家賃、間取り、立地、築年数、設備などが主な比較項目でした。
これからは、「地域の災害リスク」「停電時に使える設備」「避難場所」「管理会社の連絡体制」といった防災の視点も、住まい選びの大切な基準になると考えています。
ピタットハウス前橋店ワンライフでは、賃貸のお部屋探し、賃貸管理、不動産売買、空き家・空き地の管理、相続不動産のご相談まで、住まいと不動産に関する幅広いご相談を承っています。
防災面も含めて住まいを探したい方、所有物件の管理や空き家についてお困りの方は、ピタットハウス前橋店へお気軽にご相談ください。
